ジャワ文化紹介

2013年1月14日 (月)

ジャワでの暮らしシリーズ by ハナジョス

大阪で活動されているジャワ芸能ユニット「ハナジョス」さんご家族は、12月中旬より1ヶ月間インドネシア、ジャワに滞在中。

ジャワ人のローフィットさんは、ジョグジャカルタ出身で、ジョグジャカルタ市近郊のご実家にいるようです。

お子さん二人も連れて行っていて、楽しく毎日を過ごしている様子がハナジョスのブログで紹介されています。

ジャワでのワヤン演奏の様子から、日々の生活の話、子供の生活・遊びについてなど、いろいろたくさん書かれているので、是非お読みください。http://hanajoss.exblog.jp/

Jawa2009klatenimg_6903


スミヤントは、ジョグジャカルタ近くのクラテンというところ出身。場所はローフィットさんのところよりも、ジョグジャカルタの市内から遠いですが、まあ風景や雰囲気は似ています。
(右写真は、スミヤントの実家の近所で遊ぶ子どもたち)



スミヤントももう2年以上帰国していないので、今年こそは遊びに行きたいと思っていますが、どうなるでしょう?!

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2011年8月28日 (日)

中学生の感想

fusou_wayang_gamelan.jpg大分時間が経過してしまいましたが、6月の愛知県の扶桑中学校から送ってもらった感想文の一部を紹介します。

20人分を例として送っていただきましたが、どれもよく書けていて、うれしくなりました。もちろん全校生徒600人以上いたので、つまらなかったという人もいるのでしょうが、でもこの感想文を読むと、学校行事でつまんないなーと思いつつ参加したけど、意外性があり、とても楽しめたという人が多かったので、インドネシアの文化を紹介して、世界にはいろんな音楽があるんだよということを少しでも理解してもらえたようで、演奏した甲斐があったというものです。

本当は全部紹介したいぐらいですが、長くなりすぎるので、一部ご紹介。今どきの中学生の本音が見えます。中学生がガムランきいて「癒された」という感想を言っているのは、ちょっとびっくりです。

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fusou_intemission.jpg事前学習のときは、あーやだーめんどくさーい、つまんさそーと思ったけど、いざ聞いてみると、ここちいい音調で、イメージとちがってびっくりしました。もっとうるさいイメージだったので。

踊りは、曲が気持ちよすぎて寝てしまいました。。。でも最初と最後の方は、手がしっとりしていて、きれいだなあと思いました。

影絵おもしろかったです。最初は、外国語でわけわかんない宗教の話でもはじまるのかと思って、暑いしゆううつだったけど、はじまったらかわいい日本語で、ギャグぐっちゃぐちゃに入った面白いものだったので、楽しかったです。(中3女子) fusou_hanashiwokiku.jpg

曲を聞き、初めて聞くふしぎな感じがしたけれど、かっこよかったです。一緒にやってみたいなあと思いました。

影絵を見て、人形が細かいところまでしっかり作られていてすごかったです。お話も実施に見てみると、わかりやすかったし、アドリブ的なのも入っていて、おもしろかったです。このような文化があるって事じだいも知らなかったので、知ることができ、本当によかったと思います。(中2女子)

fusou_hajimari.jpg実際にガムランを聞いてみたら、僕の想像と全然違う音でした。とても不思議で、やわらかな音色でした。僕はもっとケチャみたいな速い感じだと思っていましたが、とてもゆっくりで、たくさんの楽器を使っていました。こういう民族音楽特有の半音階がたくさん使われていて、すごく心に残りました。
人生にそう何回もあることではないので、とてもいい経験をしたなあと思います。いつもはジャズやクラッシックなどを聴いていたので、こういう民族音楽を聴いてみるのもいいかなと思いました。
後で楽器を触ってみたら、一つひとつの楽器に特徴があって、面白かったです。(中2男子)

fusou_ensouchu.jpg今回、インドネシアの楽器はこんな音がするんだとか、いろんな文化があって、音楽があるんだなとか、新しい発見が沢山ありました。

初めはもう少し重厚な音であったりとか、力強い音なのかなと思ったら、綺麗で、澄んだ音色で、打楽器でも可愛い音がしたり、音が小さいのに力強く感じる音であったり、様々でした。......演奏している時、2人の女の人の歌声がすごく素敵で、きれいでした。

笑顔の中に真剣さがあったガムランは、心の中でいつまでも残っていると思います。インドネシアの文化、他の国の文化にも、色々音楽を聴きたいです。(女子)

fusou_wayang.jpg影絵の物語が楽しかったです。最初の3曲はなんだかみんな同じように聞こえて少し寝てしまいました。でも「ゴン」という楽器の音が不思議で面白かったです。また女の人の踊りがかっこよかったです。すごい衣装だなと思いました。

インドネシアの人たちは、この暑さの中でも、平気で長袖でいられるのかなと思いました。貴重な経験ができてよかったです。(中2女子)

fusou_intemission.jpg今回インドネシアの文化について学び、今まで特に興味のなかったことに興味を持ちました。ガムランは聞いていて、とても落ち着きました。

自分は日本の音楽はあまり興味がなく初めの方は歌なんてと思っていましたが、いざ聞いてみるとなんかすごくいやされて、ガムランを聞きながら、土偶を置きたくなるほど、けっこう自分自身影響を受けました。(中1女子)

鑑賞の前半はすごく眠くなりました。今まで聞いたことのない不思議な音が聞こえました。初めて見る楽器でこんな楽器もあるんだなと思いました。

後半の影絵芝居は、最初から最後まですごーいおもしろいなと思っていました。話の内容もおもしろかったけれど、影絵の言葉を話す人の日本語がすごくおもしろかったです。

最後には、楽器も触れてとてもいい経験になりました。今までインドネシアと言われてもあまりピンときませんでした。でも演奏会と影絵芝居や事前授業などで、インドネシアは多くの民族がいて、たくさんの文化のある国なんだと思いました。(中1女子) fusou_gakki.jpg

今回の事前授業では、インドネシアのことが少しわかったし、なにより今日の演奏会は最高でした。どれも初めて見る楽器だったし、演奏が始まる前もわくわくしていました。楽器の音も初めてきく音だったし、すごく新鮮でした。

でもぼくが一番楽しかったのは、影絵芝居です。大笑いしました。話がおもしろいから暑いのなんて忘れて見いってしまいました。ぼくたちのためにギャグを考えてきてくださって、テストの疲れもとれました。本当に楽しかったです。(中3男子)

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2011年6月25日 (土)

中学校での公演

sumilir_wayang_20110624

中学校での演奏会を無事に終えることができました。 様子はすでに招聘してくださった愛知県の扶桑中学校のHPにアップされています。速い!です。

【国際理解理解教育その1~その3】
http://www2.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=2320048&date=20110624

中学校3学年あわせて、500名ほどの生徒さん、先生、一部父兄の方にご鑑賞いただきました。

1部はガムラン演奏、踊り、そしてインドネシアやガムランについての説明。最初はちょっとかたかった生徒さんたち。でも、おそらくそこにいた人のほぼ100%が初めて、見て、聞く、ジャワガムラン。楽しんでもらえたようです。

2部は影絵芝居。スミヤントの第1声は「わっはっはー!」のような怪物の声、それを聞いた途端、会場からどっと笑いが!演奏側はまさかここで笑ってくれるとは思わず、うれしい驚き。一瞬で会場がなごみ、みんなも影絵芝居に引き込まれていったようでした。

ワヤンは、きちんとストーリーもありますが、娯楽のためのものでもあるので、意外に「笑い」をとる場面もあります。ダラン、スミヤントはなんとか笑わせようと、何回も果敢にチャレンジしました。そのうちのいくつかは成功。

演奏終了後は、ほぼすべての生徒さんが舞台を通過し、楽器やワヤンを間近で見たり、触って、音を鳴らしてみたりと、初ガムラン体験をしてもらいました。

私自身は、ガムランを初めて見たのは大学生の時。最近の子供たちはもっと早い時期からいろいろな世界の音楽に触れる機会があったりして、うらやましい限り。

ジャワガムラン、その他のアジアの音楽・文化などにも興味を持つきっかけになってもらえればうれしいです。

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2011年3月 4日 (金)

ガムランの数字

ガムランのbalungan(楽譜)で使ってる数字は 1、2、3、4、5、6、7です。ジャワ語で言うと 1=siji, 2 =loro, 3=telu, 4=papat, 5=lima, 6=enem, 7=pitu ですが、ガムランのbalunganでは読み方が変わる。1=ji, 2=ro, 3=lu, 4=pat, 5=ma, 6=nem, 7=piと読む.

なぜ大体後ろの母音だげ言うのか:
1.ジャワ人は人の名前を呼ぶ時は後ろの名前(母音)を呼ぶ。例えば、Joko (男の人の名前)、呼ぶ時は"KO", Sugiyem(女の人の名前)は、"yem"と呼ぶ。

2.siji〜pitu は全ての数字は二つの母音であるので一つの母音になるように後ろ母音を使ってる。do, re,mi,fa,so,la,si,doと同じだ。

pitu/7だけはPi (前の母音)を言う、なぜかというと、7272 (こういうbalungan(ガムランの楽譜)があったとすると)、もし後ろの母音で言うと tu ro tu roになる。tu ro というとjawa 語で言い間違えたり聞き間違えたりしたら、失礼な言葉になるからだ。だから 7272(pi ro pi ro)になってる訳だ。

曲の名前の時は、着いてる数字はそのまま読む。例えば:1。Gambir Sawit gendhing kethuk 2 kerep minggah 4 = Gambir Sawit gendhing kethuk "loro" minggah "papat" 2。Kaminari gendhing kethuk 8 kerep minggah 16= Kaminari gendhing kethuk "wolu" minggah "nem belas" 3535677.232567

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2010年11月17日 (水)

ある川崎市の小学校での出張授業

2010年2月としばらく前のことになりますが、川崎市国際交流協会を通じて、ジャワ文化の紹介を小学校でしてもらいたいということで、川崎市川崎区にある小学校へスミヤントがおもむきました。

なんと校長先生が以前インドネシアにいたことがあるらしく、校門では「スラマット・パギ(selamat pagi)」とインドネシア語でおはようございますとご挨拶してくださったそうです。

一応ジャワの正装に着替えて授業開始。まずはインドネシアがどこにあるかの説明。黒板に書いているのは、地図です。「インドネシアはたくさん島があって、大きいですよ。ジャワ島はここですよ。」 IMG_5889.jpg IMG_5890.jpg

それからシタールを使って演奏。 IMG_5892.jpg

なんと学校にはインドネシアの竹の楽器アンクロンがありました。これは、ガムランとは違って、いわゆる西洋の音階(ドレミファソ)。 IMG_5897.jpg

この楽器のいいところは、取り外して一人一人に持たせれば、合奏ができるところ。小学生も挑戦! IMG_5899.jpg

予定はしていなかったけれど、アンクロンの枠を使って、急遽ワヤンも披露。スミヤントの好きな漫画「ワンピース」から「ゴムゴムのピストル!」や「ゴムゴムのジェット」とかせりふを言ったりして、子供達は大喜びだったそう。反対に先生は知らないみたいで??な顔だったとか。 IMG_5902.jpg

よっぽど「ワンピース」印象に残ったようで、質疑応答では、なぜか漫画に関する質問が多かったとか。 とても楽しかったと充実した一日だったようです。

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